特長

1層構造、ドーム型、角型、EDP破裂板は正圧と負圧の間を変動する場合にも使用できます。ドーム型構造により高い安定性を得ると同時に、軽量で取付け面開口部と同じ広い放散面積をもつので非常に高い放散効率をもっています。ドーム型構造でコンタミネーションは非常に少なく、無菌化や洗浄性は容易(SIP/CIP洗浄)です。

構造

破裂点は取付けクランプ面に加工されていて、ガスケットでシールされています(特許No.EP07 73 393)ので非常に高い気密性を保持する一方、取付け時のネジトルク制御は不要で、且つ確実に作動します。更に装置に直接取付ける場合には相フランジは不要です。

用途

サイロ、バグフィルター、サイクロン、バケットエレベーター、バンカー、乾燥機等正圧と負圧の間で変動する装置や多少耐圧が必要な装置で使用可能な最も安価な破裂板です。屋内で使用する場合は、"Q-Box Ⅱ"と組合せて使用されます。

仕様

標準作動圧(Pstat)は0.1bar g @22℃です。真空耐圧は-300から-500mmWCですが、-2000mmWCまで対応可能です。-40℃から+180℃で使用できます。

設計シート