2024年 12月期 概況

代表取締役社長

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、経済活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復基調で推移したものの、世界的な金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念、国際情勢に伴う資源価格の高騰、円安の進行など先行き不透明な状況が続きました。

このような環境の中、受注高はSSP部門の大型案件の受注等もあり、前期比で増加、売上高は半導体市況の停滞等により、サーマル部門を中心に前期比で減少いたしました。

以上の結果、受注高は2,863百万円(前期比8.1%増)、売上高は3,656百万円(前期比10.0%減)となりました。

利益面におきましては、原価高騰に伴う売上総利益の減少等により、営業利益は605百万円(前期比3.2%減)、経常利益は円安による為替差益の増加等により、662百万円(前期比5.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は法人税等調整額△126百万円の計上等により、554百万円(前期比30.6%増)となりました。

株主の皆様におかれましては、引き続きご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申しあげます。