2024年 12月期 概況
代表取締役社長
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、好調な企業収益を起点とした設備投資の拡大や雇用・所得環境が改善する中で緩やかな回復基調で推移したものの、欧米における高い金利水準の継続に伴う影響や中国経済の先行き懸念の他、国際情勢に伴う資源価格の高止まりに加え円安の進行など先行き不透明な状況が続きました。
このような環境の中、受注高は消防ポンプ部門の消防車の受注が好調だったものの、SSP部門の新規案件の停滞もあり減少いたしました。売上高につきましても、サーマル部門のセンサーの出荷の落ち込み等により前期比で減少いたしました。
以上の結果、受注高は9,340百万円(前年同期比0.5%減)、売上高は8,882百万円(前年同期比2.2%減)となりました。
利益面におきましては、大型工事案件の竣工に伴う売上総利益の増加等により、営業利益が969百万円(前年同期比37.4%増)、経常利益が1,018百万円(前年同期比27.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が851百万円(前年同期は46百万円)となりました。
株主の皆様におかれましては、引き続きご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申しあげます。