サポートSupport

よくある質問

製品の使用方法について

Q.測温抵抗体は、どの程度の深さまで挿入していればいいのでしょうか?

一般的に、(パイプの外形×3)+素子の長さ分を挿入したほうが良いと言われています。

Q.温度測定中に、R熱電対に応力が掛かると、温度誤差が発生しますか?

プラス側(白金ロジウム)の変化がプラス約0.2℃& / マイナス側(白金)がプラス約2℃高めに出たことがあります。定量的なデータはありませんが、測定中に熱電対に応力を与えると温度誤差が発生するようです。

Q.工場出荷時の設定は?

AG、AH、AMシリーズは購入後お客様がご希望の機能に設定していただきご使用願います。
この際工場出荷時の設定は取扱説明書の工場出荷時の設定の項目をご覧ください。なお弊社ホームページ「製品カタログ」からも取扱説明書はご覧いただけます。

Q.温度調節器の温度誤差の原因として何が考えられますか?

1. 測温抵抗体の入力種類が間違っている。
2. 測温抵抗体のリード線と動力線を同一配管して引き回している場合、動力線からのノイズの影響を受ける。
3. 温度調節器と熱電対の間を銅線で接続している。
4. 測温抵抗体の測温場所が適切でない。
5. 入力設定値が補正されていない。

Q.オーバーシュート又はアンダーシュートする原因は?

比例帯が狭い(P定数が小さい)、積分時間が短い( I 定数が小さい)、微分時間が長い( D定数が大きい)、ON / OFF制御になっている、熱応答が速い制御系に対して制御周期が長い等があげられます。

Q.乾燥機で70℃位で使用しているが8℃位オフセットする。

オートチューニングを掛けてみてください。この際室温状態からかけてください。計器の取扱説明書を見てリセット機能を利用しオフセットをなくすことも可能です。

Q.表示値PVが設定値SVより高いのに出力がOFFしない。

オフセットを入力してないかご確認願います。弊社のコントローラーはリセット(rSt)という項目となります。

Q.ヒーターが温まっているにも関わらず、温度表示がおかしいのですが。

熱電対仕様の場合、熱電対が+(プラス)、-(マイナス)逆に繋がっている可能性がありますのでご確認願います。

Q.2線式の測温抵抗体を使用しているがコントローラーにはどう繋ぐのか?

配線誤差が出るがコントローラーの測温抵抗体3線式のB、B間は短絡してください。装置内程度の引き回し距離であれば大きな誤差にはならないと思います。測温抵抗体を使用されるお客様は通常、高精度を要求されるので配線誤差をキャンセルできる3線式が一般的です。

Q.温度調節器を電磁弁制御に使いたいが、使えますか?

AG、AMで三方電磁弁制御に使用実績あります。ON / OFF、リレー出力で選定してください。

Q.設定点に達したらタイマースタートをかける事は可能ですか?

温度制御に使用していない場合可能です
⇒ 出力動作を「r」から「d」に変更し、コントローラーをON / OFFモードにして感度を広げ、動作点を警報と同じにする事により可能です。

Q.予備過熱温度と実使用温度で切替を行えますか?

弊社のAL、AG、AMには設定切替機能がオプションで用意してありますのでご利用ください。

エラー表示について

Q.エラーメッセージEr10を表示する場合

エラー10は設定値リミットオーバーです。設定範囲を越えた値で設定しようとした場合に表示します。コントローラーの設定範囲の確認及び設定値の確認してください。弊社のコントローラーは各モデル共通のエラーメッセージです。

Q.エラーメッセージEr20を表示する場合

エラー20は調節器異常です コントローラーに異常が発生すると表示します。電源を一度切り再投入してみてください。復帰しない場合は弊社工場での修理が必要です。弊社のコントローラーは各モデル共通のエラーメッセージです。

Q.エラーメッセージEr21を表示する場合

エラー21は調節器異常です コントローラーに異常が発生すると表示します。電源を一度切り再投入してみてください。復帰しない場合は弊社工場での修理が必要です。

Q.エラーメッセージEr30を表示する場合

エラー30はセンサー入力に異常(断線 / 短絡等)がある場合に表示します。センサーの断線、ショートがないか、センサー配線が外れてないかをご確認ください。あるいはセンサー配線が指定端子位置に配線されているか、極性を逆に配線していないか等をご確認ください。弊社のコントローラーは各モデル共通のエラーメッセージです。

Q.エラーメッセージEr31を表示する場合

エラー31は負荷異常(ヒーター断線やCT断線 / SSR短絡等)がある場合に表示します。ヒーターの断線、ヒーター配線の外れがないか、CTが断線していないか、CT配線が外れてないかをご確認ください。あるいはSSRの短絡していないか等をご確認ください。弊社のコントローラーは各モデル共通のエラーメッセージです。

Q.エラーメッセージEr32を表示する場合

エラー32は負荷短絡(リレー短絡やSSR短絡等)がある場合に表示します。リレーの短絡、SSRの短絡していないか等をご確認ください。

Q.エラーメッセージEr40を表示する場合

エラー40は入力信号に仕様の入力範囲を越えた値が入力されてた場合に表示します。センサー入力範囲とご使用のセンサーを確認の上、配線外れ、断線等をご確認ください。弊社のコントローラーは各モデル共通のエラーメッセージです。

Q.エラーメッセージEr41を表示する場合

エラー41はCT入力に仕様の入力範囲を越えた値が入力されてた場合に表示します。規定のCTを利用しているか、CTの型式等をご確認ください。弊社のコントローラーは各モデル共通のエラーメッセージです。

Q.エラーメッセージEr42を表示する場合

エラー42はアナログ入力に仕様の入力範囲を越えた値が入力されてた場合に表示します。規定のアナログ入力を使用しているか接続機器の出力レベル状態等をご確認ください。弊社のコントローラーは各モデル共通のエラーメッセージです。

Q.PV表示が「----」を、SV表示が「0000」を表示し点滅する。

調節器異常です。電源を一度切り再投入してみてください。復帰しない場合は弊社工場での修理が必要です。

Q.PV値が「現在値 ⇔ 0℃」、SV値が「設定値 ⇔ 0℃」を2秒間隔で繰り返し表示。M表示は消灯、たまに点灯する。

調節器異常です、電源を一度切り再投入してみてください。復帰しない場合は弊社工場での修理が必要です。

代替製品について

Q.アナログ式の温度調節器はありますか?

現在のところ、デジタル式の温度調節器のみをラインアップしています。

Q.19-20、19-21シリーズとは?

19-20、19-21は弊社のプラグイン式の温度調節器です、1994年に生産中止となっております。センサーがサーミスター式のため、代替品はありません。交換の際はセンサーと温調器本体を交換しなくてはなりません。サーミスター単体は現在も生産可能ですので弊社にお問い合わせ願います。

Q.AZシリーズの代替品はありますか?

AGシリーズが代替品としてご利用いただけます。パネルカット寸法共通です。

Q.ADシリーズの代替品はありますか?

AMシリーズが代替品としてご利用いただけます。パネルカット寸法共通です。

Q.ASシリーズの代替品はありますか?

AMシリーズが代替品としてご利用いただけます。パネルカット寸法共通です。

Q.FMシリーズの代替品はありますか?

AG44シリーズが代替品としてご利用いただけます。パネルカット寸法ほぼ共通です。

Q.FXシリーズの代替品はありますか?

AG44シリーズが代替品としてご利用いただけます。パネルカット寸法ほぼ共通です。

Q.FZシリーズの代替品はありますか?

AG44シリーズが代替品としてご利用いただけます。パネルカット寸法ほぼ共通です。

Q.GUシリーズの代替品はありますか?

熱電対、測温抵抗体入力はタイプはAG33シリーズが代替品としてご利用いただけます。パネルカット寸法共通です、サーミスター入力タイプは弊社までご連絡ください。

Q.HBシリーズの代替品はありますか?

弊社までご連絡ください。

Q.HSシリーズの代替品はありますか?

HGシリーズがご利用いただけます。

Q.FUシリーズの代替品はありますか?

熱電対、測温抵抗体入力はタイプはAG33シリーズが代替品としてご利用いただけます。パネルカット寸法ほぼ共通です。

Q.K399とは?

コントローラの入力センサの種類と設定可能温度範囲をあらわします。K399は入力センサがKタイプで、設定可能温度範囲は0?399℃です。

Q.C199とは?

コントローラの入力センサの種類と設定可能温度範囲をあらわします。C199は入力センサがPt100Ωオームの測温抵抗体タイプで、設定可能温度範囲は0?199℃です。

その他

Q.熱電対と測温抵抗体の使い分けはどのようにしたらいいですか?

一般的に、測温抵抗体のほうが精度の必要とする温度制御のときに用いられます。
振動する機器や可動部分に取付けるセンサーの場合、強度的には熱電対の方が適しています。
また、価格的な面や、使用温度域が1,000℃以上では熱電対が選択されています。

Q.ARシリーズのプリセットコードとは?

2005年に生産中止となりましたARシリーズデジタルコントローラーの代替の選択の際、ぜひ確認していただきたい項目としてプリセットコード番号があります。この番号はARシリーズの型式(例 AR24L-SAK-AH)の他に温調器本体の前面の下部に英数字6桁のプリセットコードがあります。こちらのコードは警報種類等の工場出荷時のプリセットコードです。コード番号を弊社にお問い合わせいただければ内容をお知らせいたします。

Q.コントローラの型式の後にS***やMod.****の記述がありますが何を意味しますか?

S***やMod.****の記述は特型の番号です。内容については弊社までご連絡ください。

Q.異種補償導線接続時の誤差の原因は?

実際に使用されているセンサに合う補償導線を使用しないと測定値に誤差を生じる。値は接続する種類によりプラスマイナス双方に出る。熱電対の新設や交換時に発生しやすい。輸入品の補償導線も色が異なることがあるため、注意が必要。

Q.温度センサの応答遅れの誤差の原因は?

保護管の径、内厚、充填物の有無、素線径等により起因する遅れが生じます。

Q.温度センサの挿入長さ不足による誤差は生じますか?

挿入が浅いと、保護管に接した壁や外気の影響により誤差を生じます。挿入深度の目安としては直径の10?20倍程度です。

Q.温度センサ電対のシース式、パイプ式の違いは?

シース式、パイプ式とは金属保護管の違いになります。シース式は曲げて使用する事ができますが、パイプ式は曲げて使用すると故障する場合があります。
(*シース式も先端部側50mm以内での曲げ、繰り返しの曲げ、鋭角な曲げなどは故障の原因となります。) パイプ式はシース式に比べコスト的に優れております。

Q.温度調節器のサイズはどのようなものがありますか?

AG:AG44モデル 96mm×96mm, AG33 72mm×72mm,
AG42 96mm×48mm, AG24 48×96mm
AM:AM22モデル 48mm×48mm
AL:AL24モデル 48mm×96mm
AH:AH44モデル 96mm×96mm

Q.測温抵抗体の導線形式による誤差

2線式:導線の抵抗が素子の抵抗に加算されてしまうため、導線の抵抗分を補正する必要があります。正確な温度測定は難しく、一般的には使用されません。
3線式:最も一般的な方式です。導線の抵抗分を気にせずに使用できます。3本の導線の抵抗のバラつきがあると測定値に影響が出るため、同じ種類、長さの導線を使用してください。
4線式:導線の抵抗値の影響がなく、高精度の測定ができます。

Q.測温抵抗体と熱電対の違いは?

測温抵抗体は温度により抵抗値が変化する特性を利用し温度を測定するものです。 熱電対とは種類の異なる2つの金属をつなげて、両方の接点に温度差を与えると、金属の間に電圧(熱起電力)が発生し、電流が流れる現象を利用して温度測定を行うものです。
一般に測温抵抗体は低い温度では熱電対より精度が良く、安定性にも優れていますが、耐振動 / 衝撃性は劣ります。熱電対は高い温度まで計測できるものがあり、耐振動 / 衝撃性、及び応答性は良いが、精度、安定性については測温抵抗体には及びません。

Q.熱電対の劣化と寿命は?

高温にさらされる熱電対は加熱時間と共に熱起電力特性が変化、変化量は熱電対の種類使用雰囲気、温度、時間等によりそれどれ異なり定量的に示す事は極めて困難です。熱電対の耐久性、寿命等は使用者各自が実際の使用状態に応じてデータ蓄積に努め、判定する事が必要。素線径や保護管材質、径などでも変わります。

Q.熱電対の種類と材質は?

熱電対は2種類の金属を接合して作られています。主な金属の組み合わせは下記の通りです。

熱電対の種類種類
K(CA)クロメルーアルメル
J(IC)鉄-コンスタンタン
T (CC) 銅-コンスタンタン
E(CRC)クロメル-コンスタンタン
L鉄-銅・ニッケル合金(IEC規格でJと同等)
U銅-銅・ニッケル合金(IEC規格でTと同等)
Nナイクロシル-ナイシル
R (PR)白金13%ロジウム-白金
S白金10%ロジウム-白金
B白金30%ロジウム-白金6%ロジウム
Wタングステン5%レニウム-タングステン26%レニウム
PLII材質白金・パラジウム・金合金-パラジウム・金合金

Q.バーンアウト回路の必要性は?

バーンアウト回路の目的は、センサー異常時のシステム保護です。従って、センサー異常時に制御出力方向がシステム的にどちらが安全サイドなのかはご使用になるお客様が判断する必要があります。センサー断線検出時の制御出力(ONかOFFか)を設定することができるため、ご使用のシステムで安全方向となるように設定する必要があります。

Q.白金系熱電対の汚染による影響とは?

水素、一酸化炭素、炭素、イオウ、金属性ガス(Fe、Ni)、金属Siに弱い。

Q.表面温度計測における注意点

測定物の表面の温度測定において吸熱と放熱を十分考慮し、以下の点を注意する必要があります。
 1. 温度センサの熱容量を小さくする事。
 2. 放熱を少なく、表面との接触面積を大きく。