熱制御技術で社会の安全と安心に貢献する日本フェンオール
補償率方式の熱感知器DAF(DETECT A FIRE)は、当社だけの独自の感知器です。広い温度範囲(60℃~150℃)と環境によって防爆型、防水型、耐酸型を選択出来ます。形状はシンプルなステンレスの円筒形で、非常に高感度・高精度を実現しており、プラントの火災感知や、重要設備の消火装置起動用の感知器としても使用されています。特に耐圧防爆型火災感知器は、日本で唯一の労検合格品です。
ダクト火災は大量排気の影響で熱が希釈されるため、ダクト内の温度が上昇しづらく、検知が困難です。微分式ダクト火災検知システムは、排気ダクト内で発生する火災の特徴に合わせて4つの機能(温度上昇率検出機能・定温検出機能・2点差温検出機能・平均差温検出機能)を選択・組み合わせて警報を発します。
ケーブルピット、ラック、処理室、集塵機など、電気内ノイズ・ほこり・油が存在する悪環境にも設置することができ、広い面積や長い場所にセンサーケーブルを自由にレイアウト出来ます。
本製品の特長は、常時高温100℃~400℃の環境で使用出来ることです。表面はインコネルで、環境の悪い部分の過昇警報に適しています。しかも検知部のどの部分が過熱されても検知が可能なため、監視したい箇所にセンシングエレメントを設置すると、切れ間なく温度監視が可能です。各種科学プラントや原子力発電所などに多数の実績があります。